2014年07月22日

「相続」対策は「争族」対策

相続を巡る争いというと、富裕層の問題だと思うわれがちですが、
実は、財産が少ないほど「争族」は起こりやすいのです。

1. 総資産5,000万円以下の相続では、75%が「争族」になり裁判になっています。

2. H27年1月の法改正後は、総資産が多い人ほど税負担があがります。
   たとえば、総資産5,000万円以下の場合は税率が20%なのに対して、2億円を超える場合は45%となります。

3. 総資産1億円を越える方々の相続争いはわずか7%程度で、既に対策を取っている方が多いです。


財産が少ない方の相続争いは、

1. 相続財産の中に預貯金・株などの金融資産が少ないため、相続人同士で分割しづらい

2. 不動産も自宅(建物とその敷地)だけのことが多く、不動産を処分して現金化するわけにいかない

などが原因となります。

このような争いを起こさないためにも、元気なうちに早めの対策を打っておきましょう。     


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Posted by 伊豆よろず相談ねっと at 08:10相続税

2014年07月14日

相続は争族

「うちには財産はないから、相続は問題にならないよ」

相続財産といえば、預貯金・株などの金融資産が思い浮かびますが、
相続税は、自宅(建物・土地)にもかかります。

近年、「相続財産は不動産のみ」という方も増えてきています。

土地・建物などの不動産は、相続しても売却するまでは現金化できず、

相続税が払えない
相続人の間で、分割がうまくいかない

などの問題が起こりがちです。

このような理由から相続のトラブル(争族)に発展することが多く、親族が憎しみあうことにもなりかねません。

こんなことがおこらないために、早めの対策を考えておきましょう。



  


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Posted by 伊豆よろず相談ねっと at 13:34相続税

2014年07月01日

相続税改正 H27年から具体的にどう変わるの?

相続税は27年1月1日から以下のように変わります。

1.遺産にかかる基礎控除額が引き下げられます。

  【改正前】 5000万円+(1000万円×法定相続人の人数)

  【改正後】 3000万円+(600万円×法定相続人の人数)

  このため、これまでは相続遺産が8,000万円以上の方が
  相続税の課税対象になりましたが、
  改正後は4,800万円以上で課税対象となります。


2.最高税率が引き上げられます。


法定相続人一人当たりの相続額改正前改正後
~1,000万円10%10%
1,000万円~3,000万円15%15%
3,000万円~5,000万円20%20%
5,000万円~1億円30%30%
1億円~2億円40%40%
2億円~3億円45%
3億円~6億円50%50%
6億円~55%



3.未成年者控除・障害者控除の拡充

  法定相続人が未成年者・障害者であった場合の年間控除額が6万円から10万円に引き上げられます。

4.小規模宅地等の特例の緩和

  ・ 居住用土地の限度面積が拡大します。
  ・ 居住用と事業用の宅地の限度面積が拡大します。
  ・ 被相続人が二世帯住居に住んでいた場合や、老人ホームに入居していた場合などの要件が緩和されます。


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相続が発生するかどうか、早めに確認しておきましょう。

  


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Posted by 伊豆よろず相談ねっと at 14:49相続税